2017年12月09日
低カロリーの食事が良い?
いいえ。
カロリーが低いから良いとは限りません。低カロリーの食べ物は、肉や魚、乳製品などの動物性のものが少なくなり、ビタミンやミネラルを充分に摂れず栄養不足になってしまいます。
動物性タンパク質は太ると気にする方もいますが、タンパク質は体の20%を占める大切な成分です。不足すると免疫力や骨密度が低下し基礎代謝も落ちてしまい、カロリーを消費できずに痩せにくくなってしまいます。良質なタンパク質をしっかりと摂りましょう!
2017年12月07日
最近脂肪が増えてきた…この表現は正しいか?
これは間違えです。脂肪というのは数が増えるのではなく1つ1つの脂肪細胞の大きさが大きくなり太る事を理解しましょう。厳密に表現するならば脂肪を減らさなくては…ではなく脂肪を小さくしなくては…こちらが正解です。
2017年12月06日
3食でも栄養が不足する??
新型栄養失調という言葉を聞いたことはありますか?
新型栄養失調とは3食摂っていてもタンパク質・ビタミン・ミネラルが不足して起こる栄養不足状態です。現在日本では国民の10人に1人はこの状態になりつつあります。
たとえ見た目は華やかでも特にタンパク質不足はダイエットに大敵ですので積極的に摂取して下さい。
筋トレを実践している方はご自分の体重×2グラムの良質なタンパク質を毎日摂取しましょう
2017年12月04日
空腹時の筋トレは効率が悪い??
空腹時は体内のエネルギーが不足し、また血中のアミノ酸レベルも低くなっています。
このような時に私たちの身体では糖新生というメカニズムが働いて、エネルギーを自分で作ろうとします。そのエネルギーの源となるのが自分の筋肉です。
糖新生では筋肉を壊してアミノ酸を取り出してそこからエネルギーを作り出そうとします。
糖新生を避けるためには、一日に何回も小分けにして食事を摂り、常に体内のエネルギーレベルや血中アミノ酸レベルを安定させておく必要があります。
2017年11月29日
スクワットは痩せない?
スクワットチャレンジで一般的にも有名になったスクワットですが、人間の身体の大きな筋肉の順番は脚、背中、胸という順番です。よって一番大きな筋肉を鍛える事は効率的にダイエットに結びつきますが、多くの方が膝を痛めて挫折してしまう事も頻繁に耳にします。
スクワットはお尻を後ろに突き出しながら行うと同時に膝を痛める最大の理由はかがんだ状態時に膝がつま先より前に出ていて膝に大きな負担をかけているのです。このポイントを押さえて胸を張ってスクワットを行えば怪我を防ぎ長続きできる事でしょう。
ただし毎回お伝えしてますが最低でもトレーニングしたら48時間は休憩して下さい。毎日スクワットをやると超回復原理に逆らい筋肉が成長してくれません
2017年11月25日
筋トレ前にストレッチはダメ??
筋トレだけでなく通常は運動前のストレッチはパフォーマンスを低下させる事が判明してます。
残念な事に今だに準備体操なる風習がありますが、これを準備運動に変えるべきだと思います。 その場駆け足や縄跳びなど身体を温める事が大切で、筋肉をストレッチさせるのは運動後が大切です。
正しい知識で健康的に運動習慣を身に付けましょう。
2017年11月20日
パーソナルトレーニングはなぜ2ヶ月契約なのか?
少し難しい話になりますが、人間を含め動物は、受精した卵子が分裂していく過程で、外胚葉・内胚葉・中胚葉の3つに分かれます。
筋肉のルーツはこの中胚葉だと言われています。中胚葉の「側板」というところにいる細胞は、成長していくにつれて腕や足に移動し、そこで筋肉に変化すると考えられます。
細胞ひとつひとつに「腕の筋肉になれ」「足の筋肉になれ」という指令がくだり、細胞はそれぞれ指令がくだった場所へ移動して筋細胞になるというわけです。
しかし、どのタイミングでどんな形で指令がくだされるのかは現在のところはわかっていません。ただしこのサイクルが2ヶ月で繰り返される事は判明しています。
よってパーソナルトレーニングジムは初回は2ヶ月を最低契約期間としてあるのです。
この2ヶ月で運動に適した身体に完全にシフトさせるのです
2017年11月19日
アキレス腱は伸びない??
運動指導されてる方や時にテレビでもアキレス腱を伸ばしましょう…などと恐ろしい単語が未だに耳に入りますが、腱は基本的に伸ばしてはいけませんし伸びないものなんです。
手を腰に当て一、二、三、と下腿三頭筋を動かす動作はまさにふくらはぎの筋肉を伸ばしているのです。
腱を伸ばしきってしまったら完全に怪我と言えるでしょう。特に教育現場では気をつけて頂きたい言葉ですね。
皆様も正しい知識で効率の良い運動習慣を身につけましょう
2017年11月05日
牛乳は万能か??
牛乳は危険 乳製品は安全??
スウェーデンのチームが実施した調査は、39~74歳の女性6万1000人を対象にした約20年にわたる観察記録と、45~79歳の男性4万5000人以上を対象にした11年間の観察記録に基づいたもの。参加者が提供したデータには、食事、ライフスタイル、体重、喫煙習慣、運動頻度、教育水準、結婚歴などが含まれる。この期間中、対象者のうち2万5500人が死亡、2万2000人が骨折を経験しました
チームの論文によると、牛乳の摂取量が多くなっても骨折の危険性は低下せず、むしろ「死亡率の増加と関連する可能性がある」ことが分かったという。女性の10年間の死亡率は1000人当たり126人だったが、牛乳を1日3杯以上飲む人では同180人だった。論文の共同執筆者、スウェーデン・ウプサラ大学(Uppsala University)のカール・ミケルソン(Karl Michaelsson)氏がAFPに語ったところによると、1日に飲む牛乳の量が1杯以下の人では、この割合は同110人でした。 女性が股関節部を骨折する割合は、牛乳摂取量が多い人で1000人中42人、平均で同35人、牛乳摂取量が少ない人で同31人だった。ミケルソン氏は「1日3杯以上の牛乳を飲む女性は、1日1杯未満の人と比べ、死亡率が90%高く、股関節部の骨折が60%多く、骨折全般では15%多かった」と述べています。 一方の男性では、死亡率の差は比較的小さかった。10年間の死亡率は、1日3杯のグループで1000人中207人、平均で同189人、摂取量が少ない人で同182人だった。骨折の割合では、牛乳の摂取量による違いはほとんどありませんでした✨また研究チームは、チーズやヨーグルトなどの発酵乳製品の摂取量が、特に女性の間での死亡率と骨折頻度の低下と関連することも発見した。推測される理由の一つとして、チーズと違い、牛乳には糖類の一種「D-ガラクトース」が多く含まれていることが論文では指摘されている。D-ガラクトースは動物実験により、老化を促進し、寿命を縮める物質であることが分かっています
2017年11月01日
筋トレは毎日必要なのか???….
この質問が非常に多いので再度お伝えしておきます。
筋肉はトレーニングによって刺激を受けて成長していきます。この成長過程には必ず休息が必要です✨私のように月は胸、火は背中、水は肩など部位ごとにトレーニングしている場合は他の部位をトレーニングした日には別の部位を休ませてる事になりますね✨このように毎日同じ部位をトレーニングすると筋肉に休息を与える時間がないのでトレーニングの意味も無くなってしまいます✨
同じ部位、例えば全身のトレーニングを一度にやりたい場合などは最低でも24時間は休息を取って下さい✨一つの目安ですが現在仮に毎日全身のトレーニングをこなしている場合は逆に強度が低すぎです✨効かせるトレーニングであれば当然翌日は筋肉痛などでトレーニングは行えないはずです✨
最後にトレーニング効果を発揮するにはご自身の体重1キロ当たり約2グラムの良質なタンパク質(アミノ酸スコア100)が必要である事も付け加えておきます✨さあ、正しい知識で効率よく効果的なトレーニングを行いましょう!