2023年03月16日 更新
運動によるダイエットの本当と嘘を紹介します。
ダイエットは通常、食事制限と運動を組み合わせて行われるものです。
両方をバランスよく行うことにより、効果的なダイエットが期待できます。
中には食事には気をつけてるけど、運動は苦手なのであまりしないという人もいます。
しかし、運動の方も行わないとしっかりとした結果は出しにくいでしょう。
運動によるダイエットとは主に、有酸素運動と無酸素運動に分かれます。
有酸素運動とはその名の通り、体内に酸素を取り入れて、糖質や脂肪を燃焼させていく運動です。
無酸素運動の方は、酸素を必要とせずに、短時間で筋肉に負荷をかけて、筋肉量を増やします。
その結果、基礎代謝量が増える方法です。
有酸素運動の代表的なものとしては、ウォーキングやジョギング、水泳などがあります。
無酸素運動の代表的なものは筋力トレーニングです。食事制限とこれらの運動を組み合わせてバランスよく行うことで、ダイエットの効果は高まります。
ダイエットにおける運動にはどのようなものがあるのか分かったところで、その本当と嘘についても紹介しましょう。
まず有酸素運動では、20分以上やらないと意味がないと信じてる人々がいます。
このうわさは嘘であり、例え10分でも動いた分は燃焼するので、意味があります。
たしかに、20分以上動くと燃焼効果はあがりますが、だからといって、それ以下の時間が意味がないわけではありません。
例え少しでも効果はありますので、継続して行うことが大切です。
次に無酸素運動の筋力トレーニングについてですが、筋肉ばかりがつくので、やらない方が良いと信じてる人々もいます。
華奢な体型を理想とする女性が不安視するうわさですが、これも根拠がなく嘘になります。
なぜなら、筋肉の発達は成長ホルモンと密接な関係があり、そのホルモンの分泌量が女性は少ないからです。
一説には男性の10%程度といわれています。したがって、ダイエットで行う筋力トレーニングでは、それほど心配する必要もないのです。
最後にダイエットにおいて、どのようなバランスで運動をしたら良いのかをお伝えします。
前項では有酸素運動と無酸素運動に関する、根拠のない嘘について述べました。
これらの嘘を信じてどちらかの方法のみで運動する人もいますが、基本的には両方をバランス良く行った方が良いです。
その際は、筋力トレーニングなどの無酸素運動を最初に行って血行を良くし、その後、ジョギングなどの有酸素運動を行うと効果が高まるでしょう。
無酸素運動は基礎代謝を高め、長期的に太りにくい体を作ります。反対に有酸素運動の方は、瞬間的な脂肪燃焼が期待できます。両方行うことで、より結果が出やすくなるのです。
あとは少しずつでも、自分のペースで継続して行って下さい。
根拠のない嘘に騙されないで、正しい方法で運動を行っていけば、少しずつでも結果は現れてくるものなのです。
<< 前の記事
次の記事 >>