2023年01月11日 更新
ダイエットをしているのにうまくいかない。そんな状況から、激しい運動や極端な食事制限をして、体に負担をかけてしまうのは避けたいところです。なかなかやせられなかったり、太りやすかったりする原因は、自分の基礎代謝の悪さや、そもそも代謝を下げてしまう生活習慣にあるのかもしれません。基礎代謝を上手に自分でコントロールすれば、効率的に脂肪を燃焼できるようになります。
今回は太りやすい人にありがちな生活習慣を踏まえた上で、基礎代謝を上げるためのポイントをご紹介。
1 起床後のストレッチ
朝起きたら、まずはカーテンを開けて日光を浴び、頭と体の両方をしっかり目覚めさせます。そして、深く呼吸しながらストレッチを行うことで、体にたっぷりと酸素を取り込みながら血の巡りを良くすることができます。代謝が上がるだけでなく、自律神経のバランスも整えられる上、体を動かすことで交感神経が優位になり、朝から活動スイッチが入り動きやすくなります。
起床後のストレッチは、簡単なものでOK。ご自分のベッドの上で横になったままできるストレッチで、じっくりと体を伸ばしていきましょう。
2 朝のコップ1杯の水や白湯
人は、寝ているあいだに大量の汗をかきます。起床後は、コップ1杯の水や白湯を飲んで、失った水分を補給しましょう。水分補給によって血行も良くなり、基礎代謝アップも期待できます。
温かい白湯を飲めば、胃腸が温められて内臓の働きも活性化されます。体が冷えやすい人は特に、夏場でも白湯を飲むことがおすすめです。
3 食事はよく噛んで食べる
朝食事を抜いているという方は多いもの。しかし、代謝アップのためには、きちんと朝食事をとることが重要です。食事をとると消化吸収のために副交感神経が活性化され、食事誘発性熱生産も活発になります。また、毎朝規則正しいタイミングで食事をするようにすれば、体のリズムが整えられるでしょう。
食事は、よく噛んで食べることが代謝アップのポイント。特に朝食は、スムージーなどで手軽に済ませる方もいますが、できればきちんと噛んで食べられるメニューが理想的です。よく噛んで食べることで目覚めが良くなり、活動スイッチも入ります。
4 体が温まる食べ物をとる
特に夏場はとりすぎないように注意したい、冷たい飲み物や食べ物。これらは、体温を下げるだけでなく、内臓の働きを鈍くして、代謝も下げてしまいます。
代謝アップのためにも、アイスティーよりもホットティー、冷たいうどんよりも温かいうどんなど、なるべく体が温まる物を選ぶように心掛けましょう。
5 日常生活の中で運動量を稼ぐ
筋肉量の低下も、基礎代謝が落ちる大きな原因となります。筋肉量は20代を境に加齢とともに減っていき、反対に脂肪が増えやすくなります。筋肉量をキープするためにも、適度な運動を日常的に実践することが重要です。特に、デスクワークなどが中心で運動不足になると、どんどん筋肉量が低下してしまうため、意識して体を動かしましょう。
日頃から体を動かす習慣がなかったり、ジムに通ったりランニングしたりする時間が確保できない場合は、次のように、日常生活の中で運動量を上げる意識をしてみましょう。
●帰宅時は最寄り駅より1駅前で降りて家まで歩く
●エスカレーターやエレベーターに乗らず、なるべく階段を使う
●電車やバスでは、座らずに立っている
●歯磨きや家事の際にスクワットを取り入れてみる
6 水分をしっかりとる
人間の体の大部分は水分からできています。体内の水分は血液として体全体に行き渡り、全身に栄養素や酸素を届けるなど、大切な役割を担っているのです。
体内で適切な水分量が保たれていること、そしてその水分がきれいな状態で全身を巡ることが、健康な体づくりのためには欠かせません。これらの条件が満たされていれば、血液の流れも停滞することなく、あらゆる細胞にきちんと水分が行き届いて代謝もアップします。
1日にとりたい水分量の目安は、2リットルといわれています。この程度の量の水分を毎日しっかりとって、新鮮な水分が体内を巡るようにしましょう。
7 できるだけ毎日湯船に浸かる
帰宅が遅くなった日や暑い夏は、湯船には浸からずシャワーだけで済ませてしまいがち。しかし、基礎代謝を高めたいのであれば、できるだけ毎日湯船に浸かり、体を芯から温めましょう。
体が温まって血流やリンパの流れがスムーズになると、老廃物も排出されやすくなります。ストレス解消や質の良い眠りのためにも、ゆっくりと湯船に浸かることは大切です。
大分市パーソナルジム「ワイズボディメイク」ではトレーニングだけでなく日常生活全般のアドバイスも行っております。お気軽にご質問ください。
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