大分パーソナルジム ワイズボディメイク

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3つの脂肪

2021年06月17日 更新

脂肪は大きく「褐色脂肪組織」と「白色脂肪組織」に分けられます。

 

白色脂肪組織は主に体の皮下脂肪や内臓脂肪に含まれます。人が物を食べると、白色脂肪組織はグルコースという過剰なエネルギーを「脂肪滴」というものに変換します。

 

一方、褐色脂肪組織は、褐色脂肪細胞は、血液中の遊離脂肪酸を取り込み熱を産生、熱放射することでエネルギーを放散します。これまで新生児にしかみられず、成長と共に消えていくと考えられてきましたが、2016年の研究により大人になっても褐色脂肪細胞は存在し続けると示されています。

 

白色脂肪組織は肥満などに関連付けられる、いわゆる「一般的にイメージする脂肪」ですが、褐色脂肪組織は減量に役立ち、肥満など、過体重と関連する疾患リスクを減らしてくれます。褐色脂肪組織は主に肩甲骨・首・背骨・鎖骨の間に存在しますが、生命維持に必要な器官の周りにも存在するとのこと。

 

上記2つに加え、2013年の研究で「ベージュ」の脂肪の存在も報告されています。ベージュの脂肪組織は褐色脂肪組織のような働きをしながら、白色脂肪組織と同じ場所に存在するのが特徴です。
つまり、ベージュ脂肪組織を増やすとエネルギー消費量が増すということですね。

 

ベージュの脂肪組織は、人が寒冷な環境に置かれた時や筋トレをした時に白色脂肪組織から「褐変」というプロセスを経て派生するものです。

 

褐色脂肪組織は低体温のリスクを減らして、インスリンの感受性を上げて糖尿病のリスクを減らしてくれることも研究で示されています。
筋トレを行うことのほか、コーヒーなどに含まれるカフェインや、緑茶に含まれるポリフェノールの一種、茶カテキンも温度受容体を刺激します。
白色脂肪組織を褐変させ、ベージュの脂肪組織に変えることで、健康状態を改善させる可能性があると考えられています。

 

ここ大分県大分市にあるパーソナルトレーニング&ヨガスタジオのワイズボディメイクでは、ダイエットや筋トレ、ボディメイクに関することだけではなく、心と体に関わる様々な情報を発信しています。