2020年11月14日 更新
イェール大学の実験で77名の男女を対象にしたもの。2週間にわたって全員に毎日のストレスレベルと、誰かに対して行った小さな親切を記録してもらい、メンタルヘルスのテストを行ったところ、小さな親切をした人ほど、
ポジティブな感情の量が多い
メンタルヘルスの悪化が少ない
ストレスに強い
という傾向が出ました。逆に親切が少ない参加者はストレスに弱く、ネガティブな感情にとらわれがちだったとか。
研究者いわく、
「親切の影響は驚くべきもので、その効果は強力でつねに不変だ。より多くの向社会的行動(見返りを期待せずに他の人を助ける行動)をした参加者は、ストレスが大きい日でもメンタルヘルスを損なわずにいられる。同時にネガティブな感情の増加も少なく抑えることが可能だ。
ストレスが多い生活はメンタルヘルスを悪化させ、日々の気分を落ち込ませる。しかし今回の実験によれば、後ろの人のためにドアを開けてあげるだけでもストレスに強くなれる。ほんの小さなことでいいのだ。
誰かに道を教えてあげたり、手伝えることがないか尋ねてみたり、エレベーターのドアを押さえてあげてみよう。まずは1ヶ月だけ試してほしい。それだけで気分が良くなるはずだ。」
とのこと。
人から感謝されてストレス解消にもなるなら、試すしかないですよね。
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