2023年05月26日 更新
動物性タンパク質と植物性タンパク質の違いは、アミノ酸のバランスです。
動物性タンパク質は、必須アミノ酸のバランス・含有量が豊富です。
動物性タンパク質は、消化・吸収が速いため、運動や筋トレなどで筋線維を破壊された筋肉に対して、効率的に筋肉に再生するための栄養を補給ができます。
植物性タンパク質は、必須アミノ酸の含有量を動物性タンパク質と比較すると、不足しているものがいくつかあり動物性タンパク質と比べ、消化・吸収もゆっくりです。
しかし、植物性タンパク質は、脂質が少なく、代謝を上げるナトリウムやカリウムが豊富で、サポニンやイソフラボンといった、抗酸化作用を促進させたり、ホルモンのバランスを保つ成分もたくさん含まれているので必要となります。
人のタンパク質の必要摂取量は、体重1kgあたり約1gです。
なので、体重が50kgの人なら、一日の必要量は50gで充分です。
しかし、実際はそれよりも多くの量を摂取している方がほとんどです。しかも、肉や魚といった動物食で摂られています。
胃腸の負担を考えれば、タンパク質は、できるだけ植物食で摂り、不足した部分を魚で補うのが理想です。
理想のバランスは、動物食15%、植物食85%ですが、自分の生活リズムに合わせ、バランスよく摂取して健康に過ごしていきましょう。
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