2023年05月19日 更新
身体が硬いということは、通常、関節や筋肉が十分な柔軟性や可動性を持っていない状態を指します。
柔軟性は関節や筋肉の可動範囲を意味し、身体の運動や日常生活動作の正常な実行に必要です。
身体が硬いという状態は、さまざまな要因によって引き起こされることがあります。これには、遺伝的要因、年齢、運動不足、長時間の座位や身体の一定のポジションでの作業、怪我や手術の影響などが含まれます。
身体の柔軟性が低下すると、日常の身体活動やスポーツのパフォーマンスに影響を与える可能性があります。また、筋肉や関節に負担がかかりやすくなり、怪我のリスクが高まることもあります。
柔軟性を向上させるためには、定期的なストレッチや柔軟性を促進する運動、ウォームアップやクールダウンの実施などが推奨されます。
そして、身体が硬いという表現には2つの要素が含まれています。
ひとつは触感が硬いこと。皮膚やその下の脂肪組織の影響を受けて硬い触り心地になる可能性があります。
もうひとつは身体が伸びにくいこと。
前屈したとき手が床から遥かに離れたところにある場合のことです。
こちらは筋肉や腱の動きが悪くて身体がうまく伸びない状況を指します。
なので、筋肉が伸びないから本来の関節可動域が損なわれている状態なのです。
「柔らかくする」ではなく、
「伸ばしてゆるめる」
ことを目指すのが正解。
ストレッチで伸びやすい身体に整えましょう。
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