2021年08月18日 更新
加齢により体力は年々衰えていくものですが、免疫系は20代から年に約2~3%の割合で衰えていきます。年齢を重ねるにつれて、感染症、慢性リウマチ、がんなどの影響を受けやすくなりますが、運動を楽しんでいる高齢者の免疫系は20代相当と若く、通常であれば感染しやすい病気に対しても耐性を持っているとのこと。
実際、ロンドン大学やバーミンガム大学の研究者たちは運動を愛好する高齢者とほとんど運動しない高齢者の血中にある新しいウイルスなどの異物に対し、即座に反応するための司令塔の役目を担うT細胞の状態を調査しました。
すると、運動を愛好する高齢者は20代の成人と同レベルのT細胞を生成していたのに対して、あまり運動をしていない高齢者の血液内ではほとんど生み出されていないことがわかりました。
また、論文の別紙には、トレーニング愛好家の人々は筋肉量や筋力を失っておらず、さらに体脂肪の増加も確認できなかったとのことで、加齢による影響を感じさせなかったことも記されています。
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