2020年06月12日 更新
ダイエット中だからと1日1000キロカロリー未満に抑えようという過度なカロリー制限をしてはいけませんが、体脂肪を減らすためには消費カロリーが摂取カロリーを上回る状態にすることは重要です。
それを実現するためには空腹を乗り切る必要があります。空腹に耐えきれず高カロリーなお菓子に手を出してしまいダイエットを諦めてしまったことがある人も多いでしょう。多くのカロリーを摂取することなくお腹を落ち着かせる方法を覚えておくとダイエットが少し楽になります。
人の脳は血糖値が下がった時に「空腹状態」になったと認識します。生命の危険を感じるからです。食事をすることで血糖値が上がると空腹はおさまります。ここで、糖質や脂質がたっぷりと入っているお菓子を食べてしまうのは、ダイエットの失敗パターンの典型です。では、どんなものなら食べていいのでしょうか?基本的には低カロリーの食品ということになります。
ですが、ただ低カロリーであるということではなく腹持ちが良く、満腹感を感じることができることが重要です。おすすめの食品はキノコ類です。ダイエット食品として、「ゼロカロリー」と書かれた商品を食べるという人は多いのではないでしょうか?もちろん、適度な量であればゼロカロリーのゼリー等を取り入れても構いません。
しかし、空腹を満たすために一度に大量に食べるのは避けた方がよいでしょう。ゼロカロリー系の食品の多くには人工甘味料が使用されています。甘さがあるにもかかわらずカロリーが低いでダイエット中の食生活に取り入れられることが多いです。便利な人工甘味料ですが、大量摂取による健康被害が確認されているのは事実です。腎臓機能の低下や、血糖値をコントロールする機能の低下を引き起こすことがあります。あくまで、大量摂取した場合なので直ちに人工甘味料が危険になるということはありません。しかし、人工甘味料に頼る回数は極力減らすようにしましょう。
ゼロカロリーではありませんが、カロリーが低く食物繊維が豊富なキノコ類はダイエットに最適な食材の一つです。
糖質量、脂質量共に少なく、量を摂ることができる食材です。味噌汁など汁物に入れて食べるのがおすすめです。キノコ類に含まれるビタミンDなどの栄養は水溶性なので、汁と一緒に食べることで栄養を余すことなく摂取できます。また、キノコの食物繊維に加えて水分を摂ることで一時的ですが、満腹感が増します。キノコ類を入れるスープのカロリーにも注意しましょう。
シチューやポタージュなどカロリーが高いものに入れてしまっては意味がありません。味噌汁やお吸い物を選択しましょう。塩分が多く含まれているので、食前か食後に水分補給を欠かさずに行いましょう。水分補給にはデトックス効果、むくみ予防などの効果があります。
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